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腰痛

■ 概要
腰痛は様々な要因から引き起こされますが、多くは腰を支える筋肉の機能低下によるものです。座った状態では下部腰椎は体重による圧迫がかかるため、腰の筋肉は腰が潰れない様に常に支える様に緊張していなければなりません。そのため、筋肉が硬くなってしまい、支える力を発揮できなくなります。腰痛予防はこの腰にかかる負担を抜いてあげる様な運動やストレッチが有効です。
■ 種類と原因
急性腰痛 ぎっくり腰のことです。引き起こすパターンはいくつかありますが、ほとんどが腰を支える筋肉の伸張反射が原因です。伸張反射とは筋肉が急激に伸ばされると切れない様に強烈に収縮する生理現象のことです。硬くなった腰の筋肉が物を持ち上げる瞬間や立ち上がる時、まれにくしゃみをするときにも伸張反射を起こし、強い痛みが起こります。この様な場合はたとえ動けても動かないのが得策です。動いてしまうと予後がずっと悪くなる傾向があります。
腰椎椎間板ヘルニア 頚椎椎間板ヘルニアと同様に椎間板から髄核が飛び出た状態です。こちらも単に飛び出ただけでは症状はでなく、神経を障害すると痺れや痛みを引き起こします。腰椎椎間板ヘルニアでは腰を曲げると症状が強くなるのが特徴で、そらす分には問題ないことが多いです。「手術したのに治らなかった」というのは、ヘルニア自体が神経を障害していなかったと考えられ、ヘルニアをどうするというよりは、ヘルニアになる様なメカニズムにアプローチする事が大切です。
腰椎すべり症・分離症 すべり症は下の骨に対し、上の骨が前方に滑る現象で、4段階に分かれます。分離症は背骨の前側(椎体)と後側(椎弓)が分離した状態です。トリプルFと言われ、40代(Forty)・女性(Female)・第4腰椎(Fourth Vertebra)が好発です。無症状の方もいますが、構造が弱くなっているため、腰痛になりやすいです。間違った施術を行うと滑りは進行するので、知識と経験のある施術家に任せることをお勧めします。
脊柱管狭窄症 背骨には脊髄を通す脊柱管があります。脊柱管狭窄症は脊柱管内の靭帯が何らかの原因で肥厚したりして、脊髄の通り道を狭くしたり、塞いでしまった状態です。腰をそらす動作で症状が強くなったり、間欠歩行が見られます。逆に腰が曲がった状態は脊柱管のパイが大きくなるため症状が軽減する傾向があります。痛みで歩けなくなってもしゃがむとすぐに楽になってまた歩けるようになったり、自転車は問題なく乗れるなどの特徴があります。

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