症例報告 - 腰痛-07
No.132:2024.09.29
レストランのパートで腰が痛くなった
ご来院者 様 | 横浜市鶴見区在住 30代女性 パート |
来院までの経緯 | 横浜市鶴見区在住の30代女性が腰痛を訴えて来院。レストランで働いているが、食器が重くて配膳する際に無理な体制をとっていたら腰が痛くなってきた。お店は2階もあり階段の登り降りも頻繁にあって腰の負担を強く感じる。お客様の前で痛い顔もできず、料理を落とすわけにもいかず、なんとかしたい。知人よりハレルヤカイロプラクティックを勧められ、関内なら行けると来院した。 |
検査と所見 | ・可動域検査:前屈で腰の張り感。後屈で痛みが誘発 ・可動触診検査:右仙腸関節(骨盤の関節)の可動制限 ・筋力検査:右腸腰筋の筋力低下と短縮 検査結果より、右骨盤の負担により腸腰筋に負荷がかかり、右仙腸関節の可動制限を生じたことにより、腰回りがスムーズに動けなくなったために腰痛が発生していると考えられた。右仙腸関節の可動性を取り戻し、筋肉トリートメントを行うことで改善すると考えられた。 |
施術の経過 | 初回は骨盤周りの筋肉の緩和操作を行い、右仙腸関節にカイロプラクティック・テクニックを用いて矯正を行なった。その後、短縮している腸腰筋にPNF(神経筋促通法)を用いて施術したところ、前屈の張り感および後屈での痛みの誘発が消失した。 2週後に2回目の施術をおこなった。状態は改善していたため前回の方針を踏襲し、細かい関節の可動性や筋肉の伸長収縮を調整した。施術後は初回来院時の痛みを10とすると1まで低下した。 さらに2週後に3回目の施術を行なった。この時はすでに仕事でも生活でも腰痛を感じることはなく過ごせている状態であった。そのため、腰回りの確認とメンテナンスを行い、残った時間で首と肩こり対策をして本ケースをクローズした。 |
担当者コメント:松田
飲食店は立ち仕事で腰や足に負担の大きいお仕事です。また物を持った状態で前屈するような体制は腰や骨盤に非常に負担がかかるため、少し無理しただけでも腰痛になってしまいます。腰痛はきちんと体のケアを行えば、気にならずに生活できます。また早期であればあるほど改善も早いです。「最近腰痛を感じるな」という方は是非、横浜関内のハレルヤカイロプラクティックにご連絡ください。また慢性腰痛の方も「良くしたい」と思ったこの瞬間が現状のベストタイミングです。是非ハレルヤカイロプラクティックまでご連絡ください。No.127:2024.07.22
毎月腰痛になるのでそろそろ何とかしたい
前屈をすると腰痛が悪化し、また側弯(矢印の部位の盛り上がり)が確認される。 |
前屈しても腰痛がなく、側弯にも改善が見られる。 |
ご来院者 様 | 横浜市旭区在住 会社員 20代男性 |
来院までの経緯 | 今までだましだましやり過ごしてきた腰痛をしっかり良くしたいという患者さんがご来院。ついでに姿勢も悪いので姿勢も良くしたいです!と意欲的でした。腰痛と姿勢改善がご希望でしたが、順番が大切です。「腰痛があるのに姿勢は良い」という状態はありえません。痛みやコリなどの不具合が良くなった先に姿勢の改善があります。また、腰痛を改善させていくと自ずと今よりも良い姿勢になっていきます。腰痛の改善を第一の目標にして施術を行うことになりました。 |
検査と所見 | ・前屈をすると腰の痛みが増強される。 ・下部胸椎〜上部腰痛に側弯がある。 ・腰部の過剰前弯が認められる。 腰椎と呼ばれる腰の部分の背骨はもともと前弯(お腹側が凸のカーブ)を形成しています。この患者さんの場合にはその前弯が強調されており、いわゆる反り腰になっていました。 また、それに加えて側弯(背骨が側方に歪んでしまう状態)も認められました。側弯については構築性の側弯(元に戻らない側弯)と機能性の側弯(元に戻る側弯)があり、どちらの側弯なのか検査を行いました。今回の場合には構築性の側弯が悪化している状態だと考えられ、腰痛の一つの要因になっているようでした。 以上のことから、腰椎の過剰な前弯と側弯に対して施術を行うことで腰痛が改善されると推測しました。 |
施術の経過 | 腰椎の過剰な前弯を改善するために、土台となっている骨盤の仙腸関節、腰仙関節にカイロプラクティックの技術を用いて矯正を行いました。その後太ももの後ろ側の筋肉であるハムストリングスと腰の筋肉である腰方形筋の過緊張を、専用の道具を用いて取り除きました。腰椎は5つありますが、前弯が過剰な状態が続くと、5つの腰の骨の間にある椎間板に上下の圧力がかかり潰されてしまいます。そのため、椎間板の除圧のための施術も行いました。この段階で再度前屈を行っていただくと、ほとんど腰の痛みはないとのことでした。 側弯についても軽減していましたが、下部の胸椎はまだ動きの固さがあり、この状態では腰痛がすぐに再発することが考えられたため、下部の胸椎にも追加で手を加えました。最終確認をおこなった際には側弯についても改善しており、画像をみたご本人も「だいぶ変わってますね!」と驚かれていました。 今回は腰痛の改善を主目的とした施術を行いましたが、姿勢の変化も記録しました。腰椎と胸椎の改善が見られたため、背筋がピンと伸び、猫背にも良くなってきていました。下に画像を載せていますのでご覧ください。 今後については、まず腰痛の改善を目的に継続的に治療を行いながら、徐々に姿勢改善のための施術へと移行していくことになりました。 姿勢改善については、施術で「良い姿勢が取れる身体の状態」を作ります。その状態を維持するにはインナーマッスルの強化が必要となってきますので、施術が進むごとに必要な筋力トレーニングをお伝えし取り入れて頂くことになりました。 |
担当者コメント:木脇
今回の患者さんのように「腰痛があるけど痛くないときもあるから放っておいた」 という方が割と多くいらっしゃいます。こういった慢性的な腰痛は、日常生活によるものですので、年数が経つ事に悪化していく傾向にあります。腰痛が起こる頻度が増えたり、痛みが強くなったりといったことが起こってきますので、軽度なうちに当院の施術を受けて頂くことをおすすめします。早めに手を打っておくと、改善するのも早いです。腰の痛みが気になっている方は横浜関内のハレルヤカイロプラクティックにご相談ください。No.122:2024.05.19
腰が痛くて靴下が履けない
靴下を履こうと膝を寄せると腰に痛みがあって靴下が履けない |
膝を寄せても痛みがなく、問題なく靴下が履ける |
ご来院者 様 | 川崎市中原区在住 50代女性 会社員 |
来院までの経緯 | 川崎市中原区在住の50代女性が「右腰の痛み」を訴えて来院。歩行や立ったり座ったりする動作はほぼ問題なくできるが靴下を履く動作だけが異常に痛くてできない。普段通っている鍼にも行ったがよくなる気配がなく、知人の紹介でハレルヤカイロプラクティックに来院した。 |
検査と所見 | ・可動域検査:体幹の動作は問題なくできるが、靴下を履く動作は左右とも痛みの誘発がある ・可動触診検査:第5腰椎と右仙腸関節に可動制限がある ・筋力検査:大腿筋膜張筋にわずかに筋力低下がみられる 検査結果より、骨盤と腰椎の可動制限が靴下を履く動作の妨げになっていると考えられた。 |
施術の経過 | 初回は腰と骨盤周りの筋肉の緊張を和らげるように施術を行い、左右の腰椎に対してそれぞれカイロプラクティック・テクニックを用いて矯正をおこなった。施術後は左の痛みは消失、右は違和感のみとなった。 約2週後の再来では生活上に問題はないが、やはり靴下を履く動作で左に違和感、右に軽い痛みがあるとのことだった。触診では腰椎の可動制限は解決されていたため、腰部骨盤部の筋肉緩和操作に加え、仙腸関節に対してカイロプラクティック・テクニックを用いて矯正を行なった。施術後は左右とも違和感、痛みともに消失した。 今後は肩こりも良くしていきたいというご要望をいただき、本ケースをクローズした。 |
担当者コメント:松田
腰を痛めた方の特徴は朝の洗面が辛い、靴下やズボンを履くのが辛いが多いです。今回の場合は靴下を履く動作のみで痛みが誘発されていましたが、そのままにしておいたら大きな腰痛へとなってしまった可能性は否定できません。同じような腰痛のお悩みをお持ちの方はもちろん、痛みはなくてもいつも出来ていた動作がやりにくくなったという方は、大きなトラブルになる前に、是非横浜関内のハレルヤカイロプラクティックにご相談ください。