症例報告 - 腰痛-05
仕事中などで長時間座っていると腰が痛くなってくる。
No.086:2022.05.17


ご来院者 様 | 横浜市保土ヶ谷区在住 20代男性会社員 |
来院までの経緯 | デスクワークのため仕事中はほとんど座りっぱなしでいる。特に忙しい時期になると労働時間が10時間以上になることもあり腰がつらい。痛みもあるが、それよりも何となくモゾモゾとして違和感がある。どうにかしたいと思っていたところ、職場の同僚に当院のことを聞き来院に至った。 |
検査と所見 | 検査 ・長時間座ったあと以外では痛みはない。 ・腰を色んな方向に動かしても痛みはない。 ・座っている時とその直後に立ち上がった時には腰に痛みがでる。 ・下部の胸椎が後弯して(丸まって)いる。 ・殿筋と腸腰筋が緊張している。 ・左の仙腸関節が後方変位している。 ・左の腰椎1番がやや左側に変位している。 ・左の腰椎5番の動きが固い。 所見 長時間のデスクワークによって、生理的湾曲(本来の背骨のカーブ)が下部胸椎において崩れており、また左側の腰椎の動きにも問題がありました。これによって座り姿勢のときに腰に負担がかかりやすくなっていました。 |
施術の経過 | 初回 殿筋群(お尻の筋肉)と腸腰筋(お腹の奥にあるインナーマッスル)を機能的ストレッチや押圧でほぐしたあとに、下部胸椎、腰椎、仙腸関節の問題のある箇所にカイロプラクティックのテクニックを用いて矯正を行いました。セルフケアも積極的に行いたいとのことでしたので、ストレッチを2つお伝え。来院時には痛みが出ていなかった為、仕事中に腰痛が出るかどうか、痛みの程度、出るまでの時間などの変化をみてほしいとお伝えし終了しました。 2回目 次の施術は1週間後に行いました。腰痛は出るものの、お伝えしたストレッチをすると痛みが引くとのことでした。下部胸椎、左の仙腸関節の動きについては回復していましたが腰椎の動きはまだ固さが残っており、その部分にカイロプラクティックのテクニックを用いました。 3回目 2週間後の来院時にお話を聞くと、「腰痛は軽減しているが、座っているとなんだかまっすぐじゃないような気がする」とのことでした。またV字腹筋をするときに左足が上げにくいとも仰っていました。前回に引き続いて左の腰椎の3番と5番を矯正し、その後にV字腹筋を行ってもらうと左足の持ち上げにくさが消えたとのことでした。 現在 4回目の施術は1ヶ月後になりました。そのときには腰痛もほとんど気にならないとのことで、今後は1~2ヶ月に一度のペースでメンテナンスを行っていくことになりました。 |
担当者コメント:木脇
この方は典型的なデスクワークによる腰痛でした。この方のように違和感という場合もあれば、はっきりと痛みが出る方、お尻から足まで痺れるように感じるという場合もあります。座っている姿勢が多いと、人間の構造上どうしても腰の負担が高まります。腰の骨である腰椎がどんどん後ろに変位してしまって、自力では戻りにくくなってしまいます。
主な原因は腰椎で、その他は人によって千差万別です。その千差万別の部分を見つけ出すことができるかどうかが、しっかり回復するかどうかの分かれ道になります。ハレルヤカイロプラクティックでは、しっかりと改善していただく為に、毎回お体の状態をしっかり把握し、状態に合わせた施術をしています。腰痛でお困りの方はぜひ一度横浜の関内にあります当院にご相談ください。JRの関内駅から徒歩3分です。広々とした完全個室でリラックスして施術受けて頂けます。

寝起きと椅子から立ち上がる時に腰が痛い
No.080:2022.02.28
ご来院者 様 | 横浜市南区 40代女性 会社員 |
来院までの経緯 | 前の週に部屋の雑巾がけをした。その時は腰はなんともなかったのだが、昼寝をして起きたら腰が痛くなっていた。現在は朝起きた時、椅子から立ち上がる時に強い痛みがある。その他にも身体をねじる動きをすると痛みを感じるため仕事に支障がでている。 |
検査と所見 | ・体幹を曲げた時、伸ばした時、右にねじった時に腰に痛みがある。 ・SLR検査 陰性 ・ケンプテスト 陰性 ・右のハムストリングス、大腿筋膜張筋に強い緊張がある 検査の結果、ヘルニアや神経痛ではなさそうでした。加えて、右にねじった時の腰の痛みは、腰の部分の背骨(腰椎)の動きをサポートして同じ動作をしてもらうと痛みが軽減しました。このため腰椎のねじれと筋肉の過緊張が原因となっている可能性が大きく高まりました。 |
施術の経過 | 初回の施術では腸腰筋への筋肉トリートメントを中心に行いました。また、受傷歴によって右のハムストリングスと大腿筋膜張筋にも強い張りがあったため、左右のバランスを整えるように手を加えました。施術後には痛みは大分と消失しており、可動域も大きく向上しました。特に右にねじる動きの痛みは全くなくなったとのことでした。 1週間後の2回目の施術の時にお話を聞くと、施術の翌日と翌々日には体幹を曲げた時の痛みがあったが、その後はそれもなくなりとても調子がいいとのこと。実は初回の施術では、ピンピンに張っている腸腰筋を緩ませるために、ちょっと頑張って施術の痛みに耐えていただきました。「その甲斐がありました。」との言葉をいただき、こちらもひと安心。この日の施術は腸腰筋に残っている緊張を取り除いたあとに、腰椎の捻じれをカイロプラクティックテクニックを用いて改善しました。 3回目の施術は3週間後に行い、そのときには左右の足の筋肉のバランス、腸腰筋、腰椎ともに快方にむかっていました。 現在は月に1~2度のメンテナンスで腰をはじめ全身の調整をしています。 |
担当者コメント:木脇
この方は7年前に一度ぎっくり腰を経験されていました。そのときには自然に治るのを待ち、特に治療を受けなかったとのことでした。ぎっくり腰は繰り返ししてしまう人が多いのですが、7年というのはよく保ったほうだと思います。ぎっくり腰による腰の状態の変化に加えて、右足に受傷歴があり、両足の使い方が少しアンバランスであることが腰椎の歪みを起こし筋肉の緊張を高めてしまったのだと思います。ぎっくり腰の場合には早いうちに治療を受けておかないと、痛さが取れた後にも以前の腰とは調子が変わってきてしまいます。悪くしてしまったらすぐに治療を受けておくことで、予後が全然ちがいます。できれば、本格的に悪くなる前段階である違和感、重さ、張りといった段階で治療を受けると、快適な状態で過ごすことができます。(施術もそんなに痛くありません。)腰が気になっている方、ぎっくり腰をしてしまった方、今まさに強い痛みに苦しんで方、ぜひ一度ハレルヤカイロプラクティックにご相談ください。横浜市関内にあります。JR関内駅から徒歩3分です。途中に階段や坂などもありませんのでアクセス抜群です。


